朝日新聞 記者4

朝日新聞 記者4 大林和茂くん 専修大学卒

 
 私がこのような文を書かせていただくことになるとは、2ヶ月ほど前までは露ほども思わず、今でも内定した感覚が薄く就職活動を未だに続けていると錯覚することすらあるのが正直なところです。しかし周りの環境は大きく変わっていき、時々3年生の相談にまでのらせていただくこともあり、戸惑う毎日でもあります。これから就職活動を始める3年生の方々は、私が優等な就職活動を続けてきたという意識をもって話を聞きにこられますが、決してそのようなことはありません。

 エントリーシートを書き始めたのが3月初めごろからですから、本格的な就職活動はこの半年間ほどだったと思います。その間およそ40社の選考を受け、受かったのは1社のみです。ただこのような失敗ばかりを繰り返していくなかで、「新聞記者になりたい」という思いはどんどん強くなっていきました。書きたいことや伝えたい人も見えてくるようになり、新聞の読み方も変わってくるようになりました。それこそが就職活動でつかんだ大切なものであると、僭越ながら自負しております。

 そのような私から後輩の方に送るメッセージとしては第一に、いろいろな失敗をしてみることだと思います。まずは多くの体験を積み重ねていくことが大切で、多種多様な業界を見てほしいということ、そして自らが直接足を運ぶことの意義を学んでほしいです。また企業だけではなく、自分にとって未知の出来事にも興味を持って回られるといいと思います。様々な活動を通して、自分が書きたかったものの本質を探る手がかりが得られると私は考えるからです。そしてそのとき感じた気持ちや思いを、実際の面接の場で話すことが、やはり一番重要なことだと思います。

 次に、大学について少々述べます。私は専修大学に在学しており、就職活動を始めて間もない頃は正直学歴に不安を感じたこともありました。マスコミに限らず企業の面接では、初めに大学名を名乗らせるところもあります。特にグループ面接では、そうそうたる学歴をお持ちの方々が横にいることもしばしばです。ですがそのようなことに悩んでも仕方ありません。所詮身も蓋もないことですから、まずはその企業でどのようなことがしたいのかという目的意識を明確に持ち、そこには自らの経験や知識が活きるということを売り込む必要があります。このような講釈を並べている私が1社しか受からなかったのも、選考を受けた企業で何をすべきかというヴィジョンを見出すことができなかったところに、最大の問題があったのではないかと今思います。大切なことは、大学生活のなかで自分がどういう心構えを身につけることができたか、だと私は思うわけです。

 最後に、先生には大変お世話になりました。ご多忙のなか、エントリーシートの校閲や面接の練習をしていただき、このような結果を得ることができたのはひとえに先生とCTAの仲間たちのご尽力と支えのおかげだと思います。3年生方々の就職活動が成功することを心からお祈りしつつ、充実したキャンパス生活を楽しまれることを願います。