模擬面接練習

模擬面接練習

 「面接はお見合いである」という使い古された文句がある。まさしくその通りで、第一印象や会話をいかに盛り上げられるかが思いのほか重要。そして最後は運と縁。この言葉は、非常にうまくツボをついていると思う。だが実際の就職試験において、ほとんどの人にとって、面接は片思いの連続である。募集人数の何十倍、何百倍もの人間が受けにくるのだ。

 入りたいと思っている人すべてが採用されるのは、どう考えても無理である。また優秀な人間だけが採用されるとはかぎらない。 そこが就職試験、特に面接試験の醍醐味といえる。面接を受けるのも人間ならば、面接をするのも人間だ。公平に見ているようで、決して公平ではない。どこかに感情が入り込む。そこに落とし穴があるのだ。

 面接は、以下の六項目をあらゆる角度から見る試験である。質問に的確に答えることも重要だが、次のことも押さえておこう。

第一印象
表情は明るいか、親しみやすさがあるか、姿勢はよいか、清潔感があるか、動作がテキパキとしているか、全体的に印象のよい人物かなど

態度
真面目か、明朗快活か、礼儀正しいか、人の話を聞いているか、声が小さすぎないか、キョロキョロしていないかなど

表現力
話に説得力があるか、一貫性があるか、敬語の使い方が適切か、要点をまとめて話しているか、自分の考えを正確に伝えられているかなど

積極性
責任感は強いか、熱意が感じられるか、若々しいか、物事を前向きに考えているか、困難に立ち向かっていけるかなど

判断力
常識はあるか、理解力はあるか、質問の内容を正しく理解しているか、決断力はあるか、考え方に偏りはないかなど

人間性
意思は強いか、協調性はあるか、向上心はあるか、信頼できる人物か、思いやりはあるか、忍耐力はあるかなど

 ここに挙げたすべてのポイントを必ずチェックしているかといえば、そんなことはまずあり得ない。だからこれらをきちんと押さえておけば、どんな面接にも対応できると言いたいところだが、それはタテマエにすぎない。1分足らずのアナウンサー予備面談や、6~10人を一気にさばく集団面接もある。そんな場合は、どう考えても一人ひとりを丁寧に見ているとは思えない。この6項目以上に大切なことがある。 それは「あなたらしさ」を存分に発揮することである。

 企業が欲しい人材というのは、「わが社に合ったタイプだが、現在のわが社にはいないタイプ」だ。それに当てはまれば採用されるだろうし、どんなに優秀でも、外れていれば採用されない。採用される会社とされない会社が出てくるのは仕方のないことだ。あなたがその会社に採用されたいなら、その会社に必要な人材であることをアピールするしかない。それができる唯一の場が面接会場なのだ。たったの10分で何ができるんだ、と思うかもしれないが、やらなければ受からない。結局はやるしかないのだ。

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