自分史作成

自分史作成

 「自分史」という言葉をはじめて耳にする人も多いはずだ。いきなり「自分史を作成せよ」と言われても、何をすればよいのかわからないため、戸惑ってしまう人も少なくないだろう。そこで、自分史作成の手順について、簡単に説明していこう。

 まずは何のために自分史を作成するのか。「自分の価値を、どう見つけ出すか?」の中でも述べたが、自分が過去にどのような経験をしてきたのかを振り返ることで、自分がどのような人間で、どうすれば今後さらに成長していけるのかを客観視するのが、一番の目的だ。

 なぜこのようなことをするのか。答えは簡単だ。自分で思っている自分、周囲にうつっている自分、本当の自分、なりたい自分が、すべて同じという人は少ないからだ。自分を過大(過小)評価するのではなく、等身大の自分と向き合い、ありのままの自分を受け入れることから始めてほしい。

 ありのままの自分を受け入れることは、決して容易なことではない。自分のことを知れば知るほど、嫌な部分が露呈され、挙句の果てには「私は、なんてダメな人間なんだろう」とも思いかねない。

 自分史作成は、自分の欠点を見つけ出し、それを謙虚に受け止め反省する作業ではない。一つでも自分のアピールできる部分を見つけ出し、それを具体的なエピソードにより裏づけするのが目的だ。さらに、そこから見えてくる人生観や職業観、夢、目標などを、よりはっきりとしたものにするのが狙いだ。

 くれぐれも自分の過去を洗いざらい書き出したことで満足しないようにしてほしい。その行為は、今までの自分の経験を文章化しただけにすぎない。大事なのは、そこから自分を分析し、自分自身をより認識することである。

 さしずめ自分史を作成する一番の目的は、今まで生きてきた20年余りの核となるようなものを見つけること、と言えるだろうか。その譲れないものが何であるかを見つけられれば、自分史作成における第一関門は突破である。

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