自己分析

自己分析

 自分史を作成できたら、自己を客観的に分析しよう。自分史を見返してみて、今まで自分はどのような考えのもとに行動してきたのかが、おぼろげながら見えてきただろうか。また自分でも気づかなかったような意外な自分を発見できただろうか。それとともに自分の中に、ある種のこだわりがあることや、歳を重ねるとともに成長していることも、うっすらと感じられたはずだ。そのような部分を、はっきりとしたものにしていく作業。それこそが自己分析である。なお自己分析を行う前に、気をつけなければならない注意点を挙げておく。

 一般的に、企業がほしいと考える人物像は、みな同じであるかのように思われている節がある。前向きで、行動力があり、積極的で、好奇心旺盛。明瞭活発で、ユーモアや決断力に富み、頭脳明晰で体力、気力、発想力も存分にある。そんな完璧な人間が、世の中にどのぐらいいるというのだろうか。本当にそのような人でなければ内定はもらえないのか。いや、そんなことはない。企業の求める人物像とは大きくかけ離れた人でも現に内定をもらい、立派に働いている。何も企業は完璧人間を求めているわけではないのだ。

 分析などと言うと難しそうで、一瞬身構えてしまいがちだ。しかし、何のことはない。市場分析やマーケティング分析などのように、専門的な知識のいる作業をするわけではないのだ。やることは、いたって簡単。自分には、どんなパーソナリティーが備わっているのかを、自分史を見比べながら抽出する。たったそれだけのことである。

 物事を最後までやり遂げなければ気がすまない性格であれば、「責任感が強い」「負けず嫌いである」と言えるだろうし、常に新しいことにチャレンジしているのであれば、「行動力がある」「積極的である」「冒険家である」などと言えるだろう。

 このようにして、自分に備わっているパーソナリティーが何であるのかを自己認識し、それをよく表す経験が、自分史の随所に散りばめられているかどうかを検討する作業。それこそが、自己分析である。

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