NHK アナ

NHK アナウンサー 古野晶子さん 法政大学卒業

 「就職できる人=資格をたくさん持っている人、皆がすごいと思えることをしてきた」
 就職活動を開始した当初の私はこう考え、自分は本当に希望職種に就職できるのかと不安に思い悩んでいました。自分にはこれといった資格もなく、他の人と比べても秀でているところはないと考え、自分に自信が持てないと思いこんでいたのです。しかしCTAの通うことで、この考えは全く間違いであったことに気がつくことができたのです。

 いくら素晴らしい資格を持っていても、自分をアピールする方法を間違ってしまっては内定に結びつけることはできません。資格や、やってきたこととは「その人自身+α」の「+α」の部分なのです。結局、一番大切なものは「その人自身」です。その人の人間性や魅力に他人を惹きつけるものがあれば、表情や言葉や雰囲気に滲み出てくるものだということを実感しました。「就職できる人とは、限られた時間の中で自分のありのままの姿を出せる人」なのです。

 就職試験開始当初は自分が納得のいく結果を残すことはできませんでした。この原因は、あまりに大勢の受験者がいたために圧倒されてしまったことにあります。自分への自信が揺らいでしまい、周りの人が立派に見えて気後れしてしまったのです。さらに、自分のことをよく見せようとする気持ちが生じたからというのもあります。素の自分のままで勝負することを恐れ、いつもの自分よりも賢そうな自分を演じてしまったのです。こんなことを言ったら試験に落とされてしまうのではないか、こんな事を言ったら馬鹿にされるのではないか、ということばかり考えて試験に挑んでいたのです。

 面接官は、ありきたりの話ではなく今までどんな考えを持ち、どのような行動をし、生活をしてきたか、という受験者自身のありのままの姿を知りたいのです。自分を繕った話には興味を持たないのです。そのことに気付くまで私の話は、面接官にとっては魅力を感じられないものだったと思います。自分の内面を出す自信が無く、マニュアル通りの自己PRと志望動機を機械のように暗記して棒読みすることしかできませんでした。自信を失った人間が、面接で自分自身をどんなに取り繕っても、無理が生じてしまうのです。多くの受験生を見てきた面接官はその偽りを見抜きます。

 就職の面接だからといって自分をよくみせる必要はないし、他の人とは違う自分のよさをアピールしさえすればよいのです。そのことに気付いてからは、自分の好きなことを話し、面接官に私と一緒に働いてみたいと思ってもらえればいいと考えるようになりました。もし落とされたらどうしようと心配し、自分のありのままを出さないで後悔するよりも、自分が楽しみ、その上で相手も楽しめる会話をすることを心がけたのです。怖がらず、恥ずかしからず、失敗をたくさんしました。こんなにそそっかしい私でも欲しい人材だと感じてもらえれば採用してくれるだろう、不採用だとしたらその会社とは縁が無かったと考えるようになれたのです。

 就職活動を通じて、私の考え方は180度変わりました。マイナス思考だった私が楽観的なプラス思考になったのです。どんな小さなことでも、どんな状況でも楽しむことができるようになり、自信に結びついていきました。精神的に辛い時期もありましたが、自分を信じて自分だったら何とかなるさの精神を身につけ「内定」という結果を掴むことができたのです。この経験は自信の源となり、現在のアナウンサー生活の励みになっています。これから就職活動をしようとする人や現在就職活動中の人は、自分に磨きをかけることに力を入れて自信を持って就職活動をして欲しいと思います。がんばってください。

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